spacegiraffe-achievementguide

Space Giraffe - 実績ガイド日本語版

ボイブンバから100面通しクリアまで。

Space Giraffe(Xbox360) 実績ガイド V 1.01 + α 日本語版

Written(originally in English. The English version can be found on GameFaqs, IGN, etc...) by fuwafuwaxJapanese translation and additional notes by fuwafuwaxAll trademarks and copyrights contained in this document are owned by their respective trademark and copyright holders.目次1. イントロダクション2. ゲームプレイの基本3. Space Giraffeの実績3.1. 簡単な実績

- Boi Bumba' (10)

- Professor of Giraffeology (10)

- Klepto-Giraffe (10)

- Mine's a 99 (10)

- Great Green Arkleseizure (10)

3.2. それほど難しくない実績

- Pod Preserver (10)

- Girafa Caprichoso (15)

3.3. 厄介な実績

- Ewige Blumenkraft (15)

- I Adore My 64 (15)

3.4. 難しい実績

- Girafa Garantido (10)

- ERROR_SUCCESS (50)

- Long-Necked Long March (35)

4. クレジット

1. イントロダクション

スペースジラフはXbox Live Arcadeで発売されているアブストラクトなサイケデリックシューティングだ。土台はTempestシリーズに由来しているが、そのゲームプレイはエレガントにデザインされたリスク・リワードメカニズムによって大いに進化している。この世界に入る勇気があるのなら、まったく新しく、深く、陶酔できる体験ができるだろう。

このガイドは「ゲーム開始から1分」のBoi Bumba'実績から、Long-Necked Long Marchの長い巡礼の旅まで案内するものだ。

実際のところ、このゲームは狂ったほど難しいわけではない。私は自分をハードコアなゲーマーだとは思っていないが、それでも200/200の実績を取ることができた。必要なのは、学ぶという心構えだ。このゲームはTempestではないし、他のゲームとも違う。キリンのやり方を理解する必要がある。もちろん実際の体験から学ぶしかない性質のものだが、ここに書いてあるものがヒントになれば、と思う。

実績を集めていくうちに、「わかる」時が来るはずだ。そうすればもうこのガイドなど必要なくなる。ただ、その時までは傍にいたいと思う。私を信じてほしい。挑戦する価値はある。

・個人的な考え(飛ばし読み推奨)

「何があるのか見えない」「何をするかわからない」と言う人を見かけてきた。何も読まないでこのゲームに遭遇したらそう思うのもわかる。ただ、それだけ思ってゲームから引き下がってしまうと、新しく、深く、大胆で、没入できる何かを体験する機会を放棄することになるだろう。

このサイケデリックなビジュアルデザインは意図的なものだ。音ゲーに対して「音楽がうるさい」というようなものだ。Space Giraffeは骨太のゲームプレイと融合した光と音の洪水としてデザインされている。もし、リアルさを追求したグラフィックが好きで、煌びやかな光の乱舞を嫌うのなら、このゲームを遊ぶことを誰も強制はしない。これは好みの問題だ。あなたが悪いわけではないし、ゲームが悪いわけではない。ただし、もしあなたがこうした目の御馳走を好むのなら、とても楽しめると思う。

また、ゲームデザインの第一ルールは「ルールなどない」ということだ。いつもの仮定と戦う必要がある。「すべてのものははっきり見える」「音はただの添え物」…Space Giraffeでは今まで使ったことのない感覚を呼び覚ますことが求められる。音のヒントは目で見えるヒントと同じようにとても重要だ。耳を使い、目と融合させろ。どこに危険があるか「感じる」ことができるようになる。どんなに荒れ狂った面でも安全に遊ぶことができるようになる。この感覚は身につけることができるものだ。

何をするのかわからない?目標は100面に到達すること。そしてハイスコアを目指すこと。スコアの進行状態はスタートボーナスとして保存され、スコアグラフで確認することができる。

生存とハイスコア…ここにリスク・リワードメカニズムがある。ゲームの難易度を決めるのは、あなただ。リスクに挑戦するか?それとも安全に遊びたいか?安全に遊びたいのなら、すべてを撃ってしまえばいい。しかし「跳ね飛ばし」アタックをしなければボーナス倍率は1倍のままだ。敵を引きつけて「跳ね飛ばし」アタックをしてボーナス倍率を9倍(そして獲得スコアも9倍)にすることもできる。だが、これはもっと危険だ。選択権はあなたにある。心地よい難易度ゾーンを自分で見つけ、そして先の面やハイスコアを少しずつ目指していこう。

Space Giraffeはスプーンで口まで食事を運んでくれるほど親切なゲームではない。そして、よくあるシューティングでもない。このキリンにはキリンの独特なやり方があり、そのやり方を受け入れる必要がある。しかし恐れることは何もない。結局は遊んで楽しむというそれだけのことだ。気を楽にして、楽しくゲームに慣れていってほしい。このガイドはゲームに慣れるプロセスを取っつきやすくするためのものだ。スコアは2倍になるだろうし(実際はもっと伸びるはず)、自分のスキルにびっくりするようになるだろう。

なにはともあれ、好きな音楽を用意して(各面の背景はカスタムサウンドトラックにも反応する)、この体験を楽しんでほしい!

2. ゲームプレイの基本

あなたが操作するのは宇宙キリンだ。とても抽象的だが、キリンだ。本当に。

敵が向こう側からウェブ(宇宙に浮かんでいるポリゴンでできたフィールド)にやってくるから、倒す。単純だ。

デフォルトの操作

- 左スティック:移動(移動は、画面における左右ではなく、キリン自身の左右に対応している。面が回転してもびっくりする必要はない。面が回転しても移動操作にはまったく影響がない。)

- 右スティック:ショット方向(ひづめショットの方向を変更できる。ひづめショットは「パワーゾーン」がある時に発射される)

- Aボタン:スマートボム(近くの敵を攻撃する。キリン一匹につき一個のみストック。面クリアで補充)

- Rトリガー:ジャンプ

- Lトリガー:転移速度(面クリア時の移動デモの速度アップ)

注意:操作割り当ては設定から変更が可能。ショットボタンはない!何のボタンを押さなくても自機のキリンは自動で常にショットを発射する。(ゲーム雑誌の中にショットボタンがあると思い込んでいたものがあったので、ここで念のため明言しておく)

覚えておくべきこと

普通のシューティングのようにすべてを撃ってしまうこともできる。その方が安全だが、スコアは低いものになる。ハイスコアを狙うにはボーナス倍率を上げる必要がある。ボーナス倍率は、敵を倒したスコア、弾のジャグリング、面クリアボーナスといった獲得スコアに対する倍率として働く。ボーナス倍率の最大は9倍で、つまり、ただ敵を撃つだけのプレイヤーの9倍以上の点を取れるということになる。現在のボーナス倍率は、画面の右上のMのところの数字に表示されている。左側の記号の数字は残り自機数だ。

ここにあるのが「跳ね飛ばし/パワーゾーン」の新しいゲームプレイ要素だ。ボーナス倍率を上げるにはこのメカニズムを理解する必要がある。詳しくはBoi Bumba'とProfessor of Giraffeologyの中で説明する。このリスク・リワードメカニズムがSpace Giraffeを理解する鍵となる。

3. Space Giraffeの実績

ここではSpace Giraffeの実績と、その入手法及び、その背後にあるゲームメカニズムを説明する。このガイドははじめてのゲームから100面までを想定している。

実績はおおよその難易度の順番に並べている。順番を無視してもかまわないが、Boi Bumba'だけは最初に取ることを勧めたい。Boi Bumba'実績はLlamasoftからのプレゼントだ。

3.1. 簡単な実績

- Boi Bumba' (10)

一度の跳ね飛ばしでボーナス倍率を9xにする。

この実績は非常に簡単だ。1分で取ることができる。「遊び方」にも説明がある。それでも見落としている人も多いようだ。まあ、それはそれとして、説明に行こう。

- 2面からゲームをはじめる(ゲーム開始時から1-9面を選択できる。それ以降の面はゲーム進行に従って選択できるようになる)

- ウェブの左側にいって、そこに来る敵を撃つ

- ジャンプポッド(円筒型のオブジェクト、「パワーアップ」と呼ばれる場合もある)が出たら、それを取る

- 敵が手前に溜まるまで待つ

- ジャンプする(Rトリガー)

- 右に向かって走る。自機に当たった敵は跳ね飛ばされる

- ボーナス倍率は9倍になり、実績が解除される

文字で読むのがわかりにくいなら、このYouTubeのビデオを見て試してほしい:

http://www.youtube.com/watch?v=enK_zSsJ3ZY

…実績が取れただろうか。さて、この背後のゲームメカニズムを説明しよう。このゲームの仕組みが少しわかってくるはずだ。

「Tempest」や他のシューティングゲームと違い、敵を撃つことだけが攻撃手段というわけではない。Space Giraffeでは「跳ね飛ばし」アタック(突撃する牛のようなので「Bulling」ともいう)を行うことができる。キリンは無敵ではないが、キリンがウェブに力を展開している(「パワーゾーン」と呼ばれる)時には、基本的な敵(X型のグラントと火花型のフィードバックモンスター)を体当たりで倒すことができる。

4匹以上の敵を一度に跳ね飛ばして倒すと、ボーナス倍率が上がる。ボーナス倍率は、名前の通り、獲得スコアへの倍率となる。ボーナス倍率を上げることがハイスコアにおいて必須となる。

このBoi Bumba'実績では、ジャンプすることで跳ね飛ばしアタックに必要な「パワーゾーン」を展開し、一度に大量の敵を跳ね飛ばすことでボーナス倍率を一気に9倍にした。

少し戸惑っているかもしれない。「パワーゾーン」について説明が足りないはずだ。チュートリアル面で「パワーゾーン」の説明をするのがわかりやすいだろう。Professor of Giraffeologyに移ろう。

- Professor of Giraffeology (10)

チュートリアルレベルで1000万点以上獲得。

とても簡単な実績というわけではないが、Space Giraffeの基本を説明するためにここで紹介している。この実績が難しいと感じたら、通常モードを数回遊んでから戻ってきてほしい。"Making the Most of your Demo Download"(http://www.llamasoft.co.uk/blog/?p=10)を読むのもおすすめだ。(同様の内容を日本語訳したものはこちら: XBLA Space Giraffe - 第3回 本日配信!宇宙キリンを200%楽しむ講座)

モード選択画面でXボタンを押してチュートリアルに入ろう。

・チュートリアル面その1

チュートリアルの説明を読んでほしい。まず、「パワーゾーン」の見方を学ぼう。チュートリアルの説明に補足して強調したいのは、面のウェブ全体がパワーゾーン表示メーターになっているという事実だ。「Power Zone」というテキストが上に載っている水平に横切るラインが見えるだろうか?チュートリアルの外では「Power Zone」というテキストはラインの上に表示されないので、ライン自体を「見る」ことを覚える必要がある。ここではこのラインを「パワーゾーンライン」と呼ぼう。

- 敵を撃ったり倒したりすると、パワーゾーンは広がる。何もしなければ縮まる。

- ジャンプポッドを取ることでもパワーゾーンは少し広がる。

- ジャンプする(ジャンプポッドを消費)と、パワーゾーンは一気にフル充填される。

チュートリアルの説明の通りに行動して、このパワーゾーンラインがどのように動くか観察してみよう。

パワーゾーンラインは常に動いていることを覚えておいてほしい。動く線が見えないときは、パワーゾーンがないのかもしれない。また、パワーゾーンラインに向かって、手前側から、ウェブを分割するワイヤフレームの「レーン」のラインが表示されることにも注意してほしい。「レーン」に分割されているのが見えるときには、パワーゾーンは存在している。ウェブの外枠しか見えないときにはパワーゾーンはない。他にパワーゾーンの有無を知る手がかりとしては、ひづめショットがある。パワーゾーンが少しでも広がっていれば、キリンは両足のヒヅメから「ひづめショット」を追加で発射する。ショットを見ること、ショットサウンドを聞くことでもパワーゾーンの有無がわかる。

こうした様々なビジュアル的、音的ヒントを使って「パワーゾーン」の存在の見方を覚えよう。さもないと、ボーナス倍率を上げる「跳ね飛ばしアタック」ではなく、自殺攻撃をしかけることになる。

十分なスコアを得るには、ボーナス倍率を上げることがかかせない。4匹以上の敵を一度に跳ね飛ばす必要がある。パワーゾーンがあるか確認しよう。敵を手前まで引き付け、そして体当たりで跳ね飛ばす。十分な数の敵を一度に跳ね飛ばすと、「もーーーーー」という牛の鳴き声と共にボーナス倍率が上がる。

つまり、パワーゾーンを維持するために少し敵を撃って、残りの敵は後で跳ね飛ばせるように温存しよう。どの敵を撃って、どの敵を残すか…これがスコア戦術の基本になる。考えずにすべての敵を撃つべきだったTempestとは違っているのだ。

パワーゾーンがないときにX型の敵(グラント)に接触すると、敵がキリンのひづめをつかんでひっぱる。動けなくなり、そのままにしておくとミスになるが、スマートボムを使えば抜け出せる。パワーゾーンをできるだけ常に広げるようにして、こんな敵につかまらないようにしよう。

・チュートリアル面その2

チュートリアルの2面では、フラワーという新しい敵がでてくる。フラワーはとても危険な敵だが、パワーゾーンを広げる助けにはなる。フラワーは緑の線の形でウェブにやってきて、プレイヤーのいる手前側に向かって成長する。撃つとフラワーは短くなり、長さが0になると倒すことができる。

フラワーは各面で設定された特定の長さまで成長し、成熟し(茎が緑から白に変わっていく)、そして花の部分を打ち出して死ぬ。この「花」の部分は打ち返すことも、跳ね飛ばすこともできない。避けるしかない。当たったらキリンは死ぬ。「花」のような飛び道具でミスになるとキリンは「電話のベル」のような音を出す。

「花」の部分が発射される時の音を覚えて、危険を避けよう。

フラワーが手前側まで伸びてきて、茎が移動の時の障害物になる面もある。パワーゾーンがあっても茎に体当たりをして倒すことはできない。当たればミスになる。(敵との接触で死ぬときは「電話のベル」の音ではなく、スマートボムと同じ羊の鳴き声がする)茎にも触らないようにしよう。こうしたフラワーはジャンプして上空から攻撃して倒すこともできる。もちろん放置して花を発射して死ぬのを待つことも可能だ。

フラワーのせいで何度も死ぬことになるはずだが、パワーゾーンを広げるということに関しては役立つ敵だ。時々打ち込んで短くしてやれば、成長しきって花を出して死ぬフェーズに入らない。こうして花を生かさず殺さず養殖すれば、必要な時にフラワーを撃ってパワーゾーンを得ることができる。この面ではフラワーを撃ってパワーゾーンを確保しつつ、基本の敵を跳ね飛ばして倍率を上げていく。撃ちだされた「花」の部分と伸びた「茎」は避けよう。「Giraffetastic!」で面クリアの移動時にも、フラワーに当たるとミスになるので気をつけよう!

・チュートリアル面その3

チュートリアルの3面では、スコア稼ぎの重要なテクニックであるジャグリングを紹介している。このProfessor of Giraffeologyの実績を取る上でも非常に重要だ。この面ではボーナス倍率を上げつつ、敵の弾をジャグリングしてスコアを稼ぐことになる。

この面では敵が弾を撃ってくる。パワーゾーンがあっても弾を跳ね飛ばすことはできないので、弾に接触するとミスになる。「花」のときと同様「電話のベル」の音を出してキリンが死ぬことになる。この「電話のベル」は飛び道具で死んだ時の音で、「なぜ死んだのか?」という疑問も音を聞いていればわかる。

恐れることはない。敵の弾は自分の弾で撃ち返すことができる。撃ち返すと敵の弾はウェブの向こう側まで押し返される。向こう側に押し出された弾は、やがてまた戻ってくるが、また撃ち返すことができる。この敵の弾のお手玉がジャグリングだ。敵の弾を何度も何度も打ち返して生かしておく。こうして溜めておいた敵の弾は面クリア時に「くしゃみボーナス」に変換される。ボーナス倍率と組み合わせると、かなりのスコアを稼ぐことができる。Professor of Giraffeologyの実績を解除するにはこのくしゃみボーナスが必須だ。

ただ、ジャグリングには危険も伴う。敵の弾を撃ち返す余裕があると思って移動したつもりなのに、実際は敵の弾に突っ込んでしまいキリンが「電話のベル」の音を出して死ぬこともある。速度だけではなく、加速度にも気をつけよう。特に戻ってきた弾は加速度がついて速度も上がっている。敵の弾を撃とうとすることにはリスクが伴う。敵の弾がやってくる方向に移動する場合は、ひづめショット(右スティック)を同時に入力して移動方向の露払いをしておくと安全だ。

敵の弾が発射されるときの音を覚えよう。撃ち返した敵の弾が帰ってくるときには「犬の鳴き声」の音がする。音のヒントは非常に重要だ。目が別の場所にいっていても、音を聞いていれば他の場所で何が起こっているかがわかる。こうした危険にまつわる音を覚えて、危険を避けよう。

チュートリアルを何回か遊んでみよう。パワーゾーンの見方を学び、パワーゾーンをできる限り維持する方法を見つけよう。跳ね飛ばしアタックでボーナス倍率を上げてみよう。フラワーへの対処、敵の弾への対処を身につけよう。基本的な音のヒントを覚えよう。1回ではProfessor of Giraffeologyの実績を取れないかもしれないが、この実績を取る頃には、自力でSpace Giraffeを遊んで行ける基礎能力が身についているはずだ。

メモ:Space Giraffeでは、敵の移動速度、敵弾速度、フラワーの成長速度、成長長さ、といった様々な敵の振る舞いパラメータは、各面ごとに設定されている。つまり、敵の振る舞いは一定ではないということだ。敵弾速度が速い面でジャグリングを行うのはさらに危険だ。変化に富んだ100面を楽しもう。

- Klepto-Giraffe (10)

1つも取りこぼさずに20個のパワーアップを取る。

パワーアップ(ジャンプポッド)がどのような見かけか分かっていると思う。ただ集めればいい。1面からスタートしたら、9面に行くまでにこの実績をとれるはずだ。簡単だ。

なぜだかよくわからないが、敵の弾とパワーアップの区別がつかないと言う人を見かけた。パワーアップは白い円筒型の点滅するもので、敵の弾は赤と青に発光する球形のものだ。それでもよくわからないのなら、撃ってみるといい。敵の弾は撃ち返せるが、パワーアップは撃っても反応がない。

- Mine's a 99 (10)

残り自機9でボーナス倍率9xを獲得。

ボーナス倍率の上げ方は説明したので、1UPの方法を説明しよう。方法は2つある。

- ジャンプポッドを追加で集める。キリンはジャンプポッドを5個までためることができる。(ためてあるポッドはキリンのおしりから長い尻尾のように伸びる)5個ためた状態で追加のジャンプポッドを取ると1UPになる。さらに追加をとると、Fast Bullet(速射)、そしてOxワープトークン(集めるとボーナスステージに入ることができる)を入手できる。

- 9倍の状態でさらに跳ね飛ばしアタックをする。ボーナス倍率が9倍の状態から倍率を上げるような跳ね飛ばしアタックをすると1UPする。

この2つの方法を使って自機を9にして、9倍のボーナス倍率を目指そう。最初の9面で達成することができる。もし9面までで苦労しているのなら、前述したLlamasoft blogのイントロダクションガイドを読むことをおすすめする:

Making the Most of your Demo Download

http://www.llamasoft.co.uk/blog/?p=10

XBLA Space Giraffe - 第3回 本日配信!宇宙キリンを200%楽しむ講座

- Great Green Arkleseizure (10)

レベル移動時に20以上のくしゃみボーナスを取る。

考える必要はない。敵の弾も含んだ面のすべてを撃てばいい。そうすれば面クリア時のくしゃみボーナスが増える。通常、この実績は狙わなくても解除できる。ゲームを進んで行けば、そのうち取ることができる。ただ、最初の面で取るのは難しいので、この紹介の順番になっている。

(Great Green Arkleseizureは取っているのにBoi Bumba'を持っていないプレイヤーは、パワーゾーン・跳ね飛ばしメカニズムを考えずにゲームを突き進んでいる、という可能性もある。なお、Boi Bumba'は狙えば1分で取れるが、2面以外で自然に解除するのはなかなか難しい。もし、SGを持っているがBoi Bumba'を取っていないフレンドがいたら、方法を知らせてあげてほしい。ゲーマースコアを増やす簡単な機会を嫌がるフレンドがいるだろうか?)

3.2. それほど難しくない実績

ここで紹介する実績を取るには、それなりの理解と経験が必要だ。簡単な実績をいくつか取れているのなら十分なスキルが身についているはずだ。

- Pod Preserver (10)

16レベルをクリアする間ジャンプを使わない。

ジャンプを使えないので、パワーゾーンを一気に充填することができない。Pod Preserverの実績を狙うなら、すべてを撃つようにプレイする方が確実だ。16面の間ノーミスを目指すGirafa Garantidoの実績とは違い途中で死んでもかまわない。スコアも気にせず敵を撃って倒していこう。

1面から16面をジャンプなしで遊んでみよう。フラワーは迷惑なので、できれば早い段階で撃ち落としておきたい。ひづめショット(右スティック)で、緑の線で到着するフラワーを狙って撃とう。フラワーを倒しておくと楽になるはずだ。

またフラワーの茎、花、敵弾に突入しないように気をつけよう。移動することは「リスク」だ。危険があるかもしれないところに突っ込むより、自分のいる数レーンを防衛しよう。違うレーンにいればフラワーは無害だ。同じレーンにいるグラントに撃ち負けることはない。安全に遊ぶ方法を学ぼう。

- Girafa Caprichoso (15)

5つの連続したレベルをボーナス倍率9xでクリア。

最初の9面のうちに取ることも可能だ。どこでもいいので連続した5つの面を倍率9倍でクリアする。パワーゾーンを常に維持して、4匹以上の敵を「跳ね飛ばす」。この実績を取るころには跳ね飛ばしにも慣れていることだろう。1-9面でこの実績を取る開発者ジェフ・ミンターのプレイ例はここでみることができる。

http://llamasoft.co.uk/yak/SG_to_lvl_9.wmv

3.3. 厄介な実績

100面をクリアするより難しいという人もいれば、数回チャレンジするだけで取る人もいる。だからここでは「厄介な」という分類にした。

- Ewige Blumenkraft (15)

最初のフラワーをレベルクリアまで生かしたまま成長させる。

この実績を取るなら9面がやりやすいと思う。フラワーがある他のレベルでも挑戦することはできる。

重要なのはフラワーを「聞く」方法を覚えることだ。フラワーが短くなると、撃った時の音の高さが上がっていく。殺さないように気をつけてフラワーを短くする必要がある。フラワーが伸びきってしまうと、成熟して(茎が緑から白になる)、花の部分が放出されて死んでしまう。この実績を狙うならフラワーが成長して死ぬことは避けないといけない。

9面での方法を説明しよう。フラワーの側で、通常ショットかひづめショットでフラワーを殺さない程度に撃つ。ひづめショットは右スティックでコントロールできるので調整がしやすい。撃って、また成長するのを待つ。そしてまた撃つ。他の敵は気にする必要はない。このフラワーを撃っていればパワーゾーンは補充される。パワーゾーンがあるので、寄ってきた敵はキリンに当たって跳ね飛ばされる。だから、フラワーだけに集中しよう。短くしても、殺してはいけない。注意深さが必要だ。

- I Adore My 64 (15)

レベル64をノーミスでクリア。

・64面に到達する

どこか突破できない面がある時は、ひとつ前の面から開始して、面クリア移動時(Giraffetastic!が表示されてから面を抜けるまでの間)にジャンプポッドを取るようにしてみよう。この「Yes! Yes! Yes!」によって、次の面を最初からFast Bullet(速射)を持った状態で開始できる。速射があればフラワー、ボフィンといった敵を倒すのが楽になる。安全に突破したいときは、敵を到着次第撃ってしまえばいい。ジャンプで攻撃を回避できることも思い出そう。

64面までにSpace Giraffeの敵がほとんど出揃うことになる。ここでおさらいしよう。

コンテナ:

「ニッ!ニッ!」と叫ぶこの円盤状の敵は、撃つとグラントやフラワーを放出する。放出された敵はパワーゾーンラインに配置される。つまり、パワーゾーンがない時に撃つと、手前に敵が一気にあらわれることになる。パワーゾーンがあるときなら跳ね飛ばせるが、パワーゾーンがないときの手前側の敵は非常に危険だ。撃つ前にはパワーゾーンラインの場所を確認しよう。

ボフィン:

ガラス的な独特な音を出す球形の敵。丸いものと、トゲ状のものがある。ジグザグと垂直方向の移動(手前に近付くか、遠ざかるか)と、水平方向の移動を交互に行う。トゲ状の「攻撃的」なボフィンは水平方向に移動する時に、斜め方向にプレイヤーを狙って弾を発射してくる。とても危険だ。

水平に移動しているボフィンは一発で倒すことができる。しかし、垂直に移動しているボフィンは即座に破壊することはできない。撃つと後ろに押し出していくことができる。ウェブの向こう側まで押し返せば破壊できる。しかし、ある程度以上撃ちこむと、ボフィンは手前に突撃してくるようになり、もはや撃っても押し返せなくなる。水平に移動する時の音などを聞きながら、撃つタイミングを計ろう。

もしボフィンが手前までやってくると「DANGER」という警告サウンドヒントが鳴る。ボフィンはパワーゾーンがあっても跳ね飛ばすことがないので危険だ。溜めた敵を一気に跳ね飛ばそうと思ったところにボフィンが一匹でもいれば台無しになってしまう。ボフィンに当たったところでミスになるからだ。手前まで来てしまったボフィンを倒すには、ジャンプして上から撃つ必要がある。ジャンプせずにひづめの先をボフィンにちょこっと接触させ、ひづめショットでボフィンを倒すことも可能だが、これは熟練プレイヤー向けだ。頭の部分までボフィンが来るとミスになってしまう。最初は速度の遅いボフィンで練習すべきだ。もちろん、スマートボムでボフィンを倒すことも可能だ。

ボフィンは白い線の形で面に到着する。到着後すぐに撃てば破壊するのが簡単だ。Fast Bullets(速射)があればさらに倒すのが簡単になる。

フィードバックモンスター:

火花のような形の敵。弾は撃ってこないし、パワーゾーンがあれば「跳ね飛ばし」で体当たりして倒すことができる。手前側まで一直線にやってきて、しばらく手前側にとどまり、そして上空に浮かんで消える。無害のように聞こえるかもしれない。実際のところ、フィードバックモンスターは自機宇宙キリンに危害を与えるというよりは、プレイヤーに危害を与える敵だ。フィードバックモンスターを撃つと、画面が乱れることになる。プレイヤーの視界を邪魔するのだ。

フィードバックモンスターの中にはキリンに攻撃を加えるものもいる。見た目ではわからないが、そのままにしておくと、上空に浮かんだ後しばらく弾を撃ちおろしてくる。こうしたフィードバックモンスターは移動する時の障害物になってしまう。この攻撃的なフィードバックモンスターがいることに気がついたら、できる限り早く倒すようにしよう。

ローター:

画面を回転させる円筒・風車のような形の敵。逆にいえば、画面が回転しているときには、ローターが面のどこかに存在している。パニックする前に、画面が回転したとしても自機の移動にはまったく影響しないことを思い出してほしい。移動は常にキリンに対して相対的だ。

2種類のローターが存在する。おとなしいものと、攻撃的なものだ。おとなしいローターはただ面のレーンを上下に移動するだけだ。撃たれて破壊されるまで面を回転させる。自機には無害だ。攻撃的なローターは遥かに危険だ。この攻撃的なローターが面に現れると「DANGER」という警告が流れる。手前側に到着すると、キリンが移動する手前側のフチにそって弾を2発出す。ジャンプして避けるか、スマートボムで弾を打ち消すしかない。だからできる限りこの攻撃的ローターは弾を出す前に倒そう。

ローターはオレンジの線として面に到着する。画面回転が嫌いなら到着次第倒すようにしよう。

・64面の分析

さて、64面を分析しよう。フィルターがかかって派手な見た目で、しかも回転している。でも、落ち着いて。耳を使おう。足元に気をつけよう。危険は知ることができるし、避けることもできる。

この面に登場する敵は3種類。グラント(雑魚)、フラワー、そして攻撃的なローターだ。

まず、攻撃的なローターが存在するから、画面が回転することになる。ここで混乱してしまうかもしれない。64面にたどり着く前のローターとの遭遇で理解できたかもしれないが、回転しても移動方法には影響はない。あわてずに、手前に来てしまう前に攻撃的なローターを撃ち落とそう。ひづめショットを使うと簡単だ。安全を確保した数レーンを動き回りつつ、右へ左へと右スティックを使ってひづめショットをまき散らす。ローターが到着したときに、「DANGER」の音を聞くことができる。ローターの破壊音も聞くことができる。到着次第倒していこう。なお、この面ではフィルターのせいでパワーアップとローターが似ているように見えるかもしれない。どちらかわからなかったら、まず撃ってみよう。破壊されないのがパワーアップだ。

一方、グラント自体は危険ではない(パワーゾーンがあれば)が、この面では多くの弾を撃ってくる。下手に移動すると発射された弾、あるいは戻ってきた弾に突っ込むことになる。ひづめショットを移動方向に使って安全を確保しよう。やたらと走り回る必要はない。ローターさえ倒しておけば、自分がいる周辺の数レーンの安全を確保するだけで十分だ。

最後に、フラワーについて。この面では通常より存在が見えにくいので、茎に当たったり、花の部分に当たってしまう可能性が高い。できる限り到着と同時に撃ち落とし(音で死んだことを確認)、残ったフラワー(ひづめショットをまき散らしていればフラワーに当たり、音で存在を確認できる)のレーンに入らないように場所を覚えておこう。

64面の進行は以下だ:

1. グラントとローター…ローターを撃ち落としながらパワーアップを集めておこう。

2. グラントとフラワー…フラワーに当たらないように気をつけて。

3. グラント、フラワー、ローター…困ったときはジャンプで回避。自分のいるレーンの安全を確保しよう。

4. グラントのみ…大量にふってくるグラントに驚かないように。降ってくる弾が最大の危険。

パニックになったら、ジャンプ、スマートボムを使って回避しよう。がんばって!

・裏ワザ

この実績を別の方法で取ることもできる。そのためには、まず100面をクリアしてSuper Oxモードを出そう。100面をクリア後、モード選択画面でA+Yの同時押しをすることでSuper Oxモードに入ることができる。ランダムな名前がついて、形が入れ替わった100面がそこにある。敵編成はオリジナルの面とまったく同じだが、動きは早くなり、弾を撃つ頻度もあがっている。フィードバックモンスターは常に攻撃的だ。基本的にはSuper Oxモードの面は通常モードより難しい。しかし、もしかしたらSuper Oxモードの64面はオリジナルより簡単な形で、見やすい面になっているかもしれない。この面をミスせずにクリアすることでもこの実績を取ることができる。

Super Oxの面は変化し続ける。どこかの面のスタートボーナス(その面に到達した時点のベストスコア。自機3機以上の場合に記録。途中の面からゲームを開始するときにはこのスコアがたされることになる)を更新したら、ランダムの名前も面の形もシャッフルされる。もし最初に見たSuper Oxの64面が非常に難しく見えても、スタートボーナスを更新しているうちに簡単な64面に巡り合えるも可能性がある。

3.4. 難しい実績

集中力と経験が必要な実績。

- Girafa Garantido (10)

ミスせずに16レベルをクリア。

Space Giraffeの全100面は16面ごとの集まりになっている。最初の16面は移動、跳ね飛ばし、弾の対処、フラワーの対処といった基本を教えるもので、次の17面から32面にはボフィンが登場する。33面から48面にはフィードバックモンスター、49面から64面にはローター、65面から80面にはザッパー、81面から96面には叫ぶフラワーが追加される。この16面のシリーズは、簡単な導入からはじまって、段階的に難易度が上がっていく。16面、32面、48面、64面、80面、96面、100面はある意味「ボス」として難しいものになっている。逆に、17面、33面、49面、65面、81面、97-99面は難易度が抑えられている。

一番簡単なのは1-16面をプレイしてこの実績を狙うことだろう。しかし、ここでもフラワーが非常に厄介だ。13面のように長くのびるフラワーは早く撃ち落とすこと、そして16面の特別な「倒せない」フラワーから逃げることが重要になる。落ち着いて、対処していこう。

- ERROR_SUCCESS (50)

レベル100をクリア。

65面から100面までに2つの新しい敵がでてくる。

ザッパー:

向こう側と手間側に浮かぶパーツからできている敵で、カウントダウンをしながら左右に移動する。カウントダウンが終わると、一瞬の充電の後、レーザーを放出する。ザッパーを倒すことはできないのでレーザーを避けるしかない。カメラ位置(キリンの位置に依存)によって、向こう側のパーツと手前側のパーツの片方しかよく見えないことが多い。ザッパーの位置に気をつけよう。一瞬の充電の間ならすり抜けられるので、あきらめないで対処しよう。

ヒント…環状の面の中には、ザッパーが常に決まった場所のみでレーザーを撃つものがある。このことに気がつくと面の難易度が下がる。

叫ぶフラワー:

81面から登場。フラワーの亜種。撃つと、叫んで花の部分を伸ばして反撃してくる。もちろん当たるとミスになる。移動しながら撃てば通り過ぎることは可能。

100面自体はとても長く難しい。最初のグラントだけの状態でパワーポッドを集めておく。そこにザッパーと他の敵が登場して激しくなっていく。ボフィンもローターも攻撃的だ。ボフィンは斜めに狙い撃ちしてくる。ローターが来ると画面が回転して混乱する。手前に来てしまうとショットを避けるためにジャンプが必要になる。叫ぶフラワーは進路を妨害する。どの敵も到着後すぐに倒しておきたい。

困ったときはジャンプだ。ザッパーさえジャンプで飛び越すことができる。ザッパーが2体になったら終わりは近い。フラワーが大量に現れると、すぐにGiraffetastic!で面の終わりになる。最後まで、フラワーとザッパーを避けよう。

100面からいきなり開始するのではなく、100面の準備として比較的易しく作られている97面-99面から開始して自機を増やしておくのも手だ。死ぬ前にはボムを使って血路を切り開こう。ジャンプも温存するより使ってしまおう。時間はかかってもクリアできるようになるはずだ。

- Long-Necked Long March (35)

レベル1からスタートしてレベル100をクリア。

100面までたどりつき、ERROR_SUCCESSを取ることができたのなら、理論的には不可能ではない。まずは、ゲームの様々な部分を復習しよう。例えば80面あたりから開始して、100面まで行けるか試してみよう。一度先の面で戦えるようになると、最初のころの面も「見える」ようになるはずだ。

100面をクリアすることで遊べるようになるSuper Oxモードも練習には向いている。様々な形と視覚効果の面に慣れることができる。そしてSuper Oxモードの激しい攻撃にさらされた後には通常の面がとても穏やかに思えるようになる。

Long-Necked Long Marchの達成には3時間半から4時間かかる。もちろん途中でポーズすることもできる。集中力が切れそうになったら休憩をはさもう。好きな音楽をかけよう。得点よりは安全を考え、残り自機を9に保つようにしよう。これは巡礼の旅のようなものだ。十分な時間があるときに、リラックスして挑戦してみよう。大丈夫。きっと、できるはず。

…おめでとう!これでSpace Giraffeの実績の説明は終わりだ。さあ、後は好きなように楽しもう。スタートボーナスの更新に励むもよし(スコアグラフ画面では右スティックで各面のスタートボーナスと格付けを確認し、Aボタンでその面からスタートできる)、ランダムなSuper Oxモードに挑戦するもよし、ただ気の向くままに音と光の洪水の中を遊びまわろう。

4. クレジット

このゲーム(私にとっての2007年のベストゲーム)をこの世に生み出したLlamasoftの二人に心からの感謝を。そしてblogや掲示板での説明を引用する許可を出してくれたジェフ・ミンター氏に改めて感謝したい。