natureofthebeast-1995

Nature of the Beast - 1995

1995年のニュースレターから略歴・Tempest 2000のページを翻訳

The Nature of the Beast オンライン版第一号 - 1995年2月

LlamasoftとYakの不定期ニュースレターは物理媒体からサイバースペースに移動して、まだ存在を続けている。 Llamasoftについても、変わり者で動物大好きなYakについてもまったく知らずにウェブからここに迷い込んだ人のために、最初のオンライン版でなる今号ではLlamasoftの略歴を掲載している。 昔からのLlamasoftieの仲間が慣れ親しんだ内容も収録している…

内容

ここにあるものはYak個人の意見で、Atariや他の誰とも関係するものではない。 Yakはとても変わり者であるということを気に留めてほしい。 警告はした。 現実は見る人の精神の中にある。 手の中の鳥は結構だが、茂みの中の羊はもっとよいものだ。 馬を水場に連れて行くのも、構わない。 ただ膝を曲げ、なでまわし、突き刺し、傷つけるな。 逆浸透膜と共に。 ああ、ああ、でもバンク2のセッティング8はOzric Tentaclesには良いと思うんだ!

Tempest 2000 - サイバースペースの嵐

最後のニュースレターの執筆時には、まだこのゲームの開発は半分くらいだった。 今ではもう発売されて時間が経ったので、あまり多くを書くつもりもない。おそらくもうレビューを読んだことと思う。結果にとても満足していると言うべきだろう。 実際、T2Kはいまからちょうど一年前くらいのことだ。最終テストに通ったのが1994年の1月27日だった。この最終テストは楽しい経験だったとは言えない…みんながゲームの穴を見つけて叩きまくるというのはちょっと…ううむ…擦り切れる経験だったが、最後には報われたと思う。 テストの中で痛みを感じたが、最終的にはテストによってよりよいゲームになったと思う。

正直に言えば、T2Kのレビュー、評価がすべて高いものだったというわけではない。 元のゲームのファンの中には、T2Kのクラシックモードは実は元のアーケードゲームのゲームプレイにそこまで近くないと文句を言う人もいた。 80%くらいは近いが、純粋主義者にとっては見過ごせないような違いが十分存在している。 問題は、私がこのゲームを作ったときに、最後にまともに動くテンペストに触ったのが7年前くらいだったということにある。テンペストのエッセンスはT2Kに存在しても、間違いもいくつかあった。 振り返ると、開発しているときにWindows向けのMicrosoft Arcadeパックがあればよかったと思う。資料となるゲームのビデオテープも含まれていて、移植も十分正確で、自分の記憶を呼び覚まし、より正確に作る助けになったと思う。

なにはともあれ、クラシックモードはおまけとしてだけ存在している。メインの目的はゲームをアップデートし、残念なことに元のアーケードゲームを遊べなかった若い世代のゲーマーであっても遊びやすいような2Kバージョンを作ることだった。 その目的は達成できたと満足している。

テンペストに関連した幸せな話もある。 ゲームがリリースされてからまもなく、Tal Funke-Biluという人物とメールのやりとりをはじめた。彼は完全にこのゲームはまっていた。 それから数週間、彼はゲーム以外のことをほとんどしてないように見えた。その2週間の中で彼は他の誰よりもゲームを進行させた。100面をクリアし、そしてBeastlyモードでまた100面をクリアしたのだ。 とにかく、私はシカゴの夏のCESにたまたま参加し、彼もそこに来ていた。そこで、テスターを探していたJohn Skruchに彼を紹介した。そして、Talは今ではAtariのフルタイムのテスターになって楽しい時間を送っている! 実は、彼に新しいバージョンのD2Kを渡してテストしてもらおうとおもっている。ゲームがうまい人の意見を是非聞きたいと思うからだ。 こうしたいいことが起こるというのはちょっと素敵なことだ…

もちろん、D2Kの最終テストでは彼によって地獄をみることになるのだろうが、まあ、それはそういうものだ ;)

ところで、ボーナスレベル1では、音楽がループする前に面が必ず終わってしまう。そしてImagitecの人達が私のために特別に用意したすばらしいものを聞き逃すことになるだろう。次にそのボーナスレベルにいったら、ゲームをポーズして、音楽ボリューム選択を出し、曲を聴き続けよう。 座って待ち続けると…注意深く聞いてほしい…遠くから羊の鳴き声の旋律が聞こえると思う。

もちろん、Atariからサウンドトラックを手に入れることもできる。そうだ、Tempestの曲のリミックスを収録したCDがある。 CDにはもっと多くの曲がある。ゲームのために作曲されたがメモリの関係で収録できなかった曲だ。 もし、テクノが好きなら、いいアルバムだとおもう。 そして、カバーにラマがいる。

あと… PC向けのTempest 2000もほとんど完成している!

ああ、テンペストのことをしつこく宣伝するのはやめにしよう。 広告みたいになるのはいやなんだ。 でも、今すぐ出かけてJaguarとTempest 2000を買うべきだ、というのもすばらしい出来で、君はありあまる楽しみを<通信が切断されました>